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今回は藍本松さんの『怪物事変』について日本語で話しています。
『怪物事変』の概要はこちらのやさしい日本語バージョンで!
こんにちは。喫茶ニホンゴへようこそ。今日も『怪物事変』についてお話ししていきます。『怪物事変』の概要については、前回のポッドキャストで、やさしい日本語でお話ししていますので、 是非そちらもあわせてお聞きください。 『怪物事変』はですね。えっと、ただ今、ジャンプスクエアで連載されている作品です。 漫画家さんは、藍本松さんという方ですね。漫画は2016年から連載されていて、 今出ている単行本は全部で16巻です。簡単にあらすじを説明すると、『怪物事変』の世界には、 あの…妖怪、怪物と呼ばれる妖怪、モンスターみたいなものがね、 昔からいるという世界で、こう昔からこう人間とその妖怪たちはちょっと関わったり、関わらなかったりっていう形でね。 生活してきたんですけど、最近になってこう結構関係が密接になってくる。例えば、 あの妖怪とえっと、 人間との間に子供が生まれたりとかっていうのが結構増えてきてっていうような、あの世界ですね。 で、その中でオカルト専門…そういった怪物だったり、あの妖怪だったりっていうものの 事件を専門に担当している。探偵事務所の隠神という男がいるんですけど、 その人が、ある事件があったので、こう田舎の方に出向くんですね。で、そこで、あの村人たちから なんか嫌われている?うん。村人たちからこう結構距離を置かれている泥田坊と呼ばれている少年に出会います。 で、その泥田坊との出会いでこう色々話がね。繋がっていくんですけど、ま、泥田坊というのは、 あの、なんだ。 そのさっきも話した妖怪と人間との間の子供、えっと、半妖、半分の妖怪の半妖と呼ばれる、 はい。人で。で、その子がこう忌み嫌われている…村人たちから嫌われていることで。 あの、まあ事件が起こるんですけど、ま、それをきっかけに、あの泥田坊、泥田坊の本当の名前は夏羽くんって言うんですけど、夏羽君はこう…隠神さんと一緒に、あの…探偵事務所の お手伝いをするようになって、そこで、こう妖怪たちとの事件をたくさん、こう解決したり。ま、その事件から始まる大きな問題、大きな事件にこう取り組んでいく…大きな事件に巻き込まれていく…ま、巻き込まれていく…うん。 し、あの本人も、こう自分がどういったルーツなのかを探していくみたいなお話です。わかりましたでしょうか。はぁ。はい。でですね、この漫画を 私が読んだきっかけは、あの学生がこの漫画が面白いって言ってたので、 はい、それをきっかけに読みましたね。で、こう色々読んでいくうちに、なんか昔読んだ『保健室の死神』っていう漫画があるんですけど、それになんか雰囲気をね。どことなく同じような雰囲気を感じていたんですけど、 あの、後々調べてみたら、同じ作者さんでした。えっと、なんかどの辺りが同じかっていうと、なんかすごいざっくりしてるんですけど、 こう主人公たちの仲間たちが中学生なんですよ。 で、こう中学生の子たちがこうワラワラいる中にこう1人大人がいてみたいな。そういうね、設定。そういうこう、キャラクターがなんか 似てるなって…すごいね、よくそんなことでっていう感じですけど、ま、中学生が主人公って意外とあんまりないんじゃ ないですか。はい。というふうにね、私は思いました。でね、この漫画、ま、色々面白いところはあるんですけど、みんなあの基本的には妖怪だったり、半妖だったり するんですよね。なので、こうその中で、えーっとね、 日本古来の普通に日本人がみんな知ってるっていうものと、この漫画、オリジナルのものとがあるそうです。 で、こう結構主人公周り、あのメインキャラクターはあのオリジナルらしいですね。その 主人公の男の子は、夏羽くんは、クーラーと人間の半妖 クーラーってのは死ぬに鬼と書いてクーラーですね。あとは、雪男子っていう 多分雪女的な感じのね、ジャンルの妖怪の男の子と、 あとは、えっと、人間と蜘蛛の妖怪アラクネの、えっと、半妖のシキくんという男の子、 あとは、あのさっきも出てきた探偵事務所の男の人、隠神さんは化狸、狸ですね。あの、 変身することができたり、人を化かしたりする狸のことです。そして、ま、こう化狸勢に敵対する、まぁ、 敵対はしていなかったんですけど、敵対することになるのが化狐、狐ですね。その辺りはすごく日本っぽいなと 思っています。で、このこう色んなね、キャラクターが出てきて、その他にも、こうネズミだったり、 妖怪…違う。ネズミだったり、河童とか、あと、ヤマタノオロチ。はい。八岐大蛇っていう、あの日本の昔からいる蛇ですね。とか、あとはなんだったかな。 鬼?単純に鬼とか…がいるんですけど、その中でもこう、主人公の夏羽くんのクーラーと、あとは、もう1人出てくるバンパイアの人がいるんですけど、 その人たちはこう外来種と認識されてるんですね。外国人みたいな。 なんかその辺りがね、面白いなと思いました。なんか、日本古来のモンスターっていうか、妖怪の人たちと外国から日本に来ている あの、妖怪、モンスターの人たちっていうのは、なんかちゃんとね。そんなにおっきい話ではないんですけど、こう会話の中でちらっと出てくるぐらいですが。 結構ちゃんと別れて認識されてるんだなっていうのが、地味に面白い設定だなと思いました。あとは、 あの日本各地にね、あの行くんですよ。こう事件を解決する。うん…みたいな感じでね。で、その、まぁ例えば。例えばその隠神さんは狸なので、狸のところは四国。えっと、四国の香川県なんですけど、香川県の八島というところであったり。えーと、島根県の天ヶ淵 というところであったり、福岡であったりね。で、調べてみると、ちゃんと全部、その場所にいる妖怪は、そこに伝説のある妖怪なんですよね。その香川県の八島もたぬきがいるっていうの、たぬき化け狸の伝説がありますし、 えっと、島根の天ヶ淵っていうところも八岐大蛇、そのあの八岐大蛇っていうのは、あの蛇なんですけど、8つの頭と8つの尾っぽがある。すごいおっきい蛇 なんですけど、それの伝説があるところだし、福岡の河童も調べてみたら、河童伝説のあるところで、 ちゃんとこの場所と妖怪とがね、リンクしてるっていうのも面白いなと思いました。実際の場所まで、ちゃんとね、 天ヶ淵とか、私なんか、あの空想のというか…その…ファ、フィクションなのかなって思ってたんですけど、 調べたら普通に出てきて、伝説の話とかも出てきたので、ちゃんとね。そういった日本各地にある伝説を元に その妖怪妖怪、怪物たちのエピソードが作られていて、それがねすごいね、面白いなとは思いました。 なので、その日本のことも、まぁ知れるというほどではないですけど。実際ね。でも、その興味を持って、 はい、読むことができるんじゃないかなと思います。なんか、行ったことあるところだと嬉しいし、すごい個人的な感想ですが。 なので、はい、そういった面でも楽しめる漫画じゃないかなと思います。ということで、このあたりにしようかな。 はい。喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。 また、喫茶ニホンゴのinstagramとホームページがあります。 ホームページでは、ポッドキャストのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。 urlは概要欄プロフィール欄にありますので、ぜひチェックしてみてください。ということで、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。 また、次回お会いしましょう。バイバイ。
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