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今回は押井修造さんの『惡の華』について日本語で話しています。
『惡の華』の概要はこちらのやさしい日本語バージョンで!
こんにちは喫茶ニホンゴへようこそ、今日も『惡の華』についてお話ししていきます。 えっと、『惡の華』の概要については、前回のポッドキャストでやさしい日本語でお話していますので、是非そちらも合わせてお聞きください。 えっと、『惡の華』ですが、『別冊少年マガジン』で2009年から2014年まで連載されていた作品です。作者は、押見修造さんで、漫画はもう既に完結しています。全部で11巻ですね、はい、 簡単にあの…あらすじを説明すると、えっと、『惡の華』の主人公はボードレールが好きな中学生、春日高男ですね。で、えっと、彼はあのクラスメイト…クラスの中で、あの1番のマドンナ的存在の佐伯さんのことがずっと 好きでした。で、ある日、えっと、学校に忘れ物をしてしまって、 放課後それを取りに教室に行くんですけど。で、教室に行った時に、その佐伯さんの忘れ物の体操服が目に入って、それをこう見ていた…?見ていたというか、こう触って 持ってしまっていた時にこう急に物音がしてびっくりして、それをうっかり あの盗んでしまう。で、それを全部同じクラスの女の子中村佐和さんに見られていて、中村佐和さんから、えっと、 契約しようという風に持ちかけられる、というお話です。 はい、 えっとね、なんか…どうです…??私は、なんかあんまり多分全然好きじゃないだろうなって思ってて、始め。で、 好きじゃないし、もう読まないだろうなとは思ってたんですよ。その漫画を。多分めっちゃ昔に1話とかは読んだことがあって、 結構漫画も話題になってたし、アニメ化とかね、実写映画化とかでも話題になってたけどあの…「クソムシが!」みたいな、「変態が!」みたいな、あのセリフがよく出てくるんですけど、そういうのも多分合わないし、 読まないだろうなって思ってたんですよね。で、でも、えっとね、このポッドキャストで取り上げた、え~…『青野くんに触りたいから死にたい』の作者さんと、この『惡の華』の作者の押見さんが対談しているインタビュー?対談している記事をね。読んだ時に、 もしかしたらちょっと面白いのかもしれないなと思って。はい。で、それで読んでみた次第です。 でも、やっぱりあんまり…まあまあよくはわからなかったんですが、私がこの漫画に抱いてたあの、かつてね、以前抱いてたイメージは、この漫画の中の前半の中学生編に対して思ってた感想だけであって、そのあとの高校生編まで読むと、結構こう印象は変わるなという気がしました。はい、中学生編はね、もう本当にこうなんて言うんですか。こう…人目を気にして生きている主人公と、その人目を気にして生きているなんてしょうもない!みたいなふうに思っている中村さん。で、その中村さんにだんだんこう惹かれていく主人公と、でも一旦ね。その、あの1番初めの体操服の女の子のことが好きだっていう気持ちもあったので。で、その気持ちと。でその気持ちを知ってしまった…えっと、その体操服盗まれた女の子ですね。えっと、誰だっけ?佐伯さん?とかの、この3人の関係が…もうこれはなんなんでしょうね。こう中学生らしさというか、こう思春期の色々みたいなのとかで。だから、誰も私のことをわかってくれないとか。うん。で、まあ、主人公はこうボードレールの詩集を読むことによってこう…自分は他とは違うんだって思ってたりとかで、なんかそういうのがね。色々あるわけなんですよ。 でも、まあそのそれにしたってっていうところが私にはありすぎて、結構もうずっと犯罪みたいなことをしてるシーンがね。てか、犯罪みたいなことをすることによって、えっと、 なんていうんですか。その自分の殻を破るみたいなところがあるので。でも、これって もしかしたら日本だけなのかな。その日本ってこう学校の中のいじめとか、嫌がらせというか、その物がなくなったとか、そういうことってこう…すぐに警察沙汰にせずに、こう… 学校の中で内内で処理するみたいな…ま良くない、あの…のがあるじゃないですか。 で、多分それがあるからこそ、なんかこの話ができてるような気はしますよね。その警察沙汰というか、表沙汰になった瞬間にこうなんかこう流れが変わるみたいなのはあると思うので。 もう初めのひょんな…はじめの初めのあのなんだ春日高男、主人公が 好きな女の子の体操服をうっかり盗んじゃった時点で、警察沙汰になってたら、こういう話にはなってないという気がするから、やっぱり、その日本のその学校の中の出来事は、学校の中で処理しようみたいな、そういうのとかが前提にあるのかな。まあ、それは別に全然重要じゃないんですけどね、多分。とか私は思いました。で、その後半…そう。なんか私は、その初めのね、中学生編はなんか「うん…」と思いながら読んでたんですけど、中学生編が終わって高校生になって、で、高校生になって、その中学生の時のこととかに主人公が向き合ったりとか。そう主人公があの 新しい友達とかと出会い始めると、 なんかこう流れが変わっていって、その中学生の時の自分のことを、こう冷静に見れたりとかっていう話になってくると、また別の面白さがあって、青春漫画っていう感じが私はしましたね。 はい。で、いいのかな…面白かったかって言われると難しいですけど。でも、 どうなんでしょうね。結構、あの、インスタとかで、その『惡の花』であの、調べたりすると、外国の方とかもすごい面白かったみたいなのを載せてる人とかがいるので、 これはどうなんですか。こう、世界共通のこう思春期と、それの色々なんかわかってくれない、わかってもらえないみたいなのと、それに対するこう葛藤みたいなのって、 逆にそういう話なので、その世界共通で、あの分かる人はわかる話なのかなっていうふうに思ったりしました。はい。ね、全然こう。あの、でもこれを聞いて、『惡の華』読んでみようってならないかな。よくないですね。うん、 いや、でも、その思うのは、もしあの中学生編の、あの女の子とかが。女の子が罵詈雑言いってて、で、男の子が僕は変態じゃないみたいな。そういうイメージだけでいる人がいたら、ぜひ、あの高校生編まで読んでほしいなと思います。 なので、この中学生編だけ読んでるとか、中学生編のイメージと、全編通したイメージとでは全然違うので。はい、もしそういう人がいたらね、ぜひ読んでほしいなと思います。 えっと、喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひ、フォローして聞いてください。また、 喫茶日本語のinstagramとホームページがあります。ホームページでは、ホームページでは、ボットキャストのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。 urlは概要欄、プロフィール欄にありますので、ぜひチェックしてみてください。今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。 また、次回お会いしましょう。バイバイ
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