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今回は高松美咲さんの『スキップとローファー』について日本語で話しています。
『スキップとローファー』の概要はこちらのやさしい日本語バージョンで!
こんにちは。喫茶ニホンゴへようこそ。 今回もスキップとローファーについてお話しします。スキップとローファーの概要については前回のポッドキャストでやさしい日本語でお話ししていますので、ぜひそちらも併せてお聴きください。 スキップとローファーは2018年から月刊アフタヌーンで連載されている漫画です。えーとね、漫画は全部で既に6巻出ております。月刊アフタヌーン自体が青年誌なので、まぁ青年漫画カテゴリーに入るの…か…?という気もしますが、このスキップとローファーという漫画は、女子高生が主人公で女子高生の高校生活とか…まぁちょっと恋愛とか?のお話になってるので…はい。少女漫画っぽさがありますね。で、ですね…簡単にあらすじを説明すると、主人公は石川県出身の女の子。女子校生の岩倉みつみちゃんです。で、彼女が将来の目標のために石川県から東京に出てきて高校生活を送るというお話です。で、まぁ何が面白いのかっていうと、こう、みつみちゃんは石川県の過疎…あの人が少なくなってきているような地域出身の女の子で、中学校の同級生が8人かな?7人、8人ぐらいしかいないようなところで育ってるので、こういきなり東京に出て、東京の高校で、クラスメイトとのコミュニケーションとかにね。もう困る…コミュニケーションに困るわけなんですよ。で、そんな中でどうやって友達を作って行くのか、そして友達たちとどうやって仲良くなっていくのかみたいなお話です。はい。えーとね、スキップとローファーは…えーとねー…何て言ったらいいかな。私結構…今まで漫画とか映画とかたくさん見たり読んだりしている中で、だんだん…やっと、やっとかって感じなんですけど。あの、好きなものがね。こうわかるようになってきて。その中でも、結構、こう日常系のもので悪い人間が出てこないのが好きなんですよ。で、スキップとローファーはまさに…!って感じで。まぁ日常生活のマンガなので、全然悪い人は出てこないですし、あの…あの…一人一人キャラクターがちゃんとどういう人間なのか分かるタイプの漫画です。この…何て言うんですか?キャラ…キャラクター一人一人が立ってるとか、キャラクター一人一人がどういう人間なのかすごい分かりますみたいなのって、この Podcast で頻出だと思うんですけど、あの前回のね、概要の。やさしい日本語の Podcast でも話ししてるんですが、例えばちはやふるとかあの…最近 Podcast で取り上げた中だったらヒロアカとか、も、学園モノっていうか学校生活の中で、というところがあるので結構クラスメイトの…とか、部活動の仲間の一人一人がどういうキャラクターでどういう人間なのかっていうのが深掘りされてる系の漫画だと思うんですね。もうもちろん二つとも大好きなんですけど。でも、その漫画よりも、それらよりも、もっと近い感じがする…あの説明がめっちゃ難しいんですよね。例えば、ちはやふるとかヒロアカとかって、ちはやふるはスポーツ漫画、もうあれはスポーツ漫画と言っていいと思うので。スポーツ漫画だし、ヒロアカはThe少年漫画という感じで、悪に対して…悪をやっつけようみたいな漫画じゃないですか。で、そういう中で、こうキャラクターを、登場人物を考えるときに、多分ですけど、こういろんな人がいた方が面白いからいろんな人が出てくるんですよ。その…なんて言うんだろ。明るい子もいれば内気な子もいるし、勉強得意な子もいるし、何かこの闇を抱えてるとか、家族が不仲で…とか。こう…えーと何だろ。過去にトラウマがとか。もちろんそういうのはめっちゃ面白いというか、そのエピソードがあることによって、そのキャラクターについてより理解が深まるじゃないですか。でも、このスキップとローファーはそもそもベースが日常漫画なのでそんなにこう、過去を振り返ることとかがあんまりないんですよ。当たり前じゃないですか。その、何て言うの?スポーツとか、なんだろ…敵とどうこうとかっていう話だと、過去の対戦でどうたらとかそういうのがあるとは思うんです。で、きっかけが。ヒーローになりたいきっかけがとかね、ヒロアカだったら。ちはやふるだったらこうスポーツを始めるきっかけとか…そういう色々あると思うんですけど。そもそもスキップとローファーは日常漫画なので、あんまりこう掘り下げようがないんですよ。そんなに過去回とかしようがなくて。なんですけど、そういう過去エピソードが本当に少ない中で、めっちゃそのキャラクターの人間性がわかるんです。ていうのが、すごいね、こう没入感があるマンガだと思ってて。没入感ってあの映画とかで使われる言葉ですよね。没入感って言うのかな漫画に対して。その中に入ってる、漫画の中に入ってる感じがすごいするんですよ。で、どういうところでそういうのを感じ取れるかって言うと、その一人一人のその…持ち物だったり、例えば制服の着こなしであったりとか、後はあのよくする仕草とか、後はあの…これこの Podcast のリスナー…聞いてくださってる方が結構女性が6割ぐらいなんで多分分かるって人いると思うんですけど、女その子たちの制服はもちろんなんですけど、制服じゃない時の私服のファッションとか。どうしてこの物を選んでるんだろう…みたいなところとか、髪型とか。髪型に…こう毎日の髪型…ヘアアレンジにどれだけ時間を割いているかとか。…だろうなっていうのが。毎日のヘアアレンジに時間を割いてるキャラなんだろうなとか。そういう些細なことからそのキャラクター一人一人の人間性がすごい分かるんですよ。っていうのがなんか凄い手法だなと思っていて。まぁ映画っぽいのかぁ…まあ漫画でもちろんそういうのはいろいろあると思うんですけど、こんなにこう主人公の仲の良い友達、合わせて4人グループなんですけど。その四人グループの中でちゃんと…何て言うんですか…キャラが…この子はこのキャラ、この子はこのキャラ、みたいなのがバツッとこう分かれてない中で、こうちょっとした会話の中のエピソードとか、持ち物とか、ファッションとか、そういうのでこのキャラっていうのが分かるようになっていて。それがもう本当に、こう日常生活の中みたいです。難しいー!こう。だって、日常生活の中で高校…ハイ高校に入りましたってなって、いきなり過去のエピソードとか話すわけないじゃないですか。友達と。でも見たりとか、こういうことをする子だなとか、こういう持ち物を持ってるとか、そういうところからこういう人間なんだろうなってのが分かる部分ってあるじゃないですか。そういうのがね、こうキャラクターの立場に降りられるような漫画です。え?めっちゃ、難しいしすごい既に9分が経っています。その四人のね、仲良しのグループがあるんですけど、その中でも、こう、なんだろう…あのー友達同士のエピソードとかが、なんだろうね。私は別にそういうエピソードが実生活の中であったわけじゃないんですけど、どこかにこういうエピソードはあるんだろうなっていう…すごく身近に感じられる話題なので、結局、すごいその…中に…クラスメイトの一人みたいな気持ちになって読める漫画なんですよ。なので、この漫画私が調べた限り、英語以外で翻訳されてるのかが分からなくって…。はい。なので日本語を勉強してる方だったら、ぜひ日本語で読んで欲しいなと思います。それぐらい…すごい、私は最近の中では結構ねヒットでした。まぁそんなにあの期待してなかったっていうのももちろんあるんですけど、でも、こういうなかなか過去のエピソードを使わずして、回想回とかを使わずしてその人となりがわかるような作り方の漫画ってなんかすごいなーってしみじみ感じたので。はい。ここで紹介させていただきました。なんか伝えたいという気持ちが先行しすぎて、すごいなんか淡々と喋ってしまったんですけど。伝わっていたら嬉しいなと思います。はい。 喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。また喫茶ニホンゴの Instagram とホームページがあります。ホームページはポッドキャストのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。 URL は概要欄、プロフィール欄にありますのでぜひチェックしてみてください。はい。今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。バイバイ!
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