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昭和元禄落語心中 “Descending Stories: Showa Genroku Rakugo Shinju”についてやさしい日本語で話しましょう。
こんにちは喫茶ニホンゴへようこそ。 今日は『昭和元禄落語心中』についてお話します。『昭和元禄落語心中』は雲田はるこさんによって描かれた落語マンガです。2010年から2016年まで『ITAN』で連載されていました。漫画は全部で10巻あります。 『昭和元禄落語心中』は落語の話です。落語というのは、話だけで人を楽しませる芸のことです。江戸時代から今まで続いている伝統的な芸術のひとつです。 主人公の与太郎は、ヤクザで、刑務所に入ってました。その時に、遊楽亭八雲の「死神」という落語を見ます。与太郎はその落語を忘れることができず、刑務所を出て八雲のところに行って、自分を弟子にしてほしいとお願いします。 このお話は、与太郎のはなしでもありますが、この師匠の遊楽亭八雲の話でもあります。八雲がどうやって名人と呼ばれるまでになったのか、八雲の兄弟弟子はどうして死んだのか、いろんなことがお話が複雑に関係しています。 私はこのマンガを読んで、落語に興味を持ちました。マンガに出てくる落語の話をyoutubeで聞いたこともあります。落語は日本の伝統芸能の一つですが、あまり見る機会がありません。このようなマンガがあることで、多くの人が落語を知るきっかけになると思います。また、もちろんお話もとてもおもしろいです。昭和の、落語がとても人気だった時から、人気がなくなっていく様子と、登場人物たちの人間ドラマがとても面白いです。 『昭和元禄落語心中』は英語やフランス語、中国語で翻訳されています。アニメやドラマもあります。「落語」がどういうものかわからない方はアニメやドラマを見るとわかりやすいと思うのでおすすめです。 喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。 また、喫茶ニホンゴのインスタグラムとホームページがあります。ホームページではポッドキャストのスクリプトを公開しています。みなさんの日本語の勉強に使ってもらえるとうれしいです。URLは概要欄(プロフィール欄)にありますのでぜひチェックしてみてください。 今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。 また次回お会いしましょう。
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