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今回は雲田はるこさんの『昭和元禄落語心中』について日本語で話しています。
『昭和元禄落語心中』の概要はこちらのやさしい日本語バージョンで!
こんにちは喫茶日本語へようこそ。 今日も『昭和元禄落語心中』についてお話しします。『昭和元禄落語心中』の概要については前回の Podcast で、やさしい日本語でお話ししていますので、是非そちらもお聞きください。 『落語心中』はですね。2010年から2016年まで連載されていた日本の落語の漫画ですね。作者は雲田はるこさんです。雲田はるこさんはね、あの『舟を編む』でも有名な方だと思います。この落語心中は、2013年の文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2014年の講談社漫画賞、えーと…20…ん?2017年手塚治虫文化賞なども受賞しております。はい。でね、テレビアニメも2期制作されてますし、あとは NHK でテレビドラマ化もされています。なので落語と言うね、結構あの…何て言うの?変わった題材テーマなんですが、あの、漫画の中ではね。ですが、いろいろメディア化もされていて、とても人気の高い作品だと思います。 はい。あらすじをね、簡単に説明すると、主人公は与太郎…本名は強治という名前なんですが、まあこの…さ…この漫画の中では与太郎と呼ばれてますね。刑務所にいたんですね。刑務所にいた時に、あの…落語家の遊楽亭八雲という方が慰問で落語して下さったんですね。『死神』という。で、それを聞いて感動した与太郎が、その八雲に弟子にしてくれとお願いして、弟子になって、そこから落語家としてどう成功するか、成長していくか、というお話です。そしてまあ落語の、あの与太郎の話ではあるんですが、与太郎の話であると同時に師匠である遊楽亭八雲の人生ですね。どうして落語始めて、名人と呼ばれるまでになって、弟子をとって、それからっていう八雲の人生。これはもうあの過去編、八雲の過去編が漫画の中にね、存在するので、結構もう八雲の話でもあると思います。そして、その与太郎の落語人生と、えーと、八雲の落語人生。そして、その落語自体が、えーとその…その八雲が始めた頃ですね、こう…人気だった落語。それがどうやってだんだんと…昭和平成の初めにかけて、だんだんと人気がなくなっていくさまが描かれていてですね。結構スケールの大きい二人の人生プラス落語そのものの…人生とは言わないですよね、落語生?その…落語がどのように流行っていって、人気になっていって、どうやって廃れて今に至っているのかというようなところがね。あの…読んで、わかることができます。読んでわかる?…というのがテーマになった漫画だと思います。 そしてですね。あの~この漫画、なんで私がこうわざわざこんな…まぁ Podcastやってるからっていうのはもちろんあるんですが、取り上げたのかと言うと、最近、米津玄師の死神という歌をね。聞いてて。その中に出てくる「あじゃらかもくれんってけれっつのぱあ」っていう歌詞があるんですよ。それを知ってるなぁと思って。まぁ、そもそも米津玄師の『死神』が落語から来てるって言うのは知ってたんですけど、それを聴きながら「あじゃらかもくれんてけれっつのぱあ」ってなんで知ってるのかなって思ったら、あ!この、『落語心中』の漫画で読んだんやって思って。で、久しぶりにね。はい。どんなんだったかなと思ってこの話をしているわけでありますが。 そのね、この漫画いいなと思うのが、その結構落語漫画なんですけど、人間ドラマがメインになってるので、その落語知らないっていう人も全然楽しめる。もちろん私もこれ読み始めた時、何で読み始めたのかも全然覚えてないんですけど、落語を全然知らなくって。で、読み始めて、やっぱ読んでいくなかで、こうみんなが落語を演じてる…演じてるって言うのかな?落語をしてるんですけど、読んでるのももちろん面白いんですが、本当の実際に人がやってる落語ってどんなんだろう?と思って。結構、その漫画を読みながら YouTube で実際の落語をね、いろんな演目があるので。聞いてみたりしました。それもなんか面白かったですね。落語って結構ハードルが高かったんですね、私は。でも日本人にとって落語結構なかなかハードルが…伝統芸能というジャンルにはね、一応なってると思うので。あの…ハードルが高いと思うんですけど、それでもやっぱり漫画から入ることができたので、それはね、すごいありがたかったなと思います。で、あの今になって考えると、今になって…今になって?…考えるとそのアニメ化もされていて、アニメもね、あの~その…与太郎、主人公が関智一さんという声優さんだったり、遊楽亭八雲、師匠が石田彰さん、そしてあの結構重要な人物で八雲の弟兄弟弟子の助六さんっていうのが山寺宏一さんがやってらっしゃって、そういうねあのレジェンド声優による落語が、落語が聞けるって言うのも、そのアニメの楽しみ方の一つなんじゃないかなと思います。はい。声優さんって大変なお仕事ですね。そう考えると。落語家さんのね、まあ役をやらないといけないし。まあドラマでもそうですよね。俳優さんがみなさん…ドラマはね、私見てないんですけど、やってらっしゃるなということで。はい。なので、もうアニメもドラマもある状態だったら、その落語がちょっと難しそうというのは、あんまりこの漫画を読まない理由にならないと思いますね。マンガ是非読んでもらって、それであのアニメとかドラマとかから落語に興味が持てるんじゃないかなと思います。 そして、あの~この話の、あのネタバレは全然しないんですが!結構どんでん返しがある…人間ドラマの中でもどんでん返しがあるほうだと思っていて。で、あの…あんまり、何て言うんだろう…好きじゃない感じに…な人も結構いると思うどんでん返しが存在するんですけど、それがこう…結構私もその…それが…こう、私の今までの自分の捉え方だと、わ!ないわ~!みたいな気持ちになるようなもの?ジャンル?のものだったんですけど、あぁネタバレができないのですごいぼんやりした話になってしまって申し訳ないんですが。その普段であれば受け入れられないタイプの…なんていうの?設定?だったんですけど、なんかこれを読んで結構ずーんって落ち込んじゃうと言うか、考える…考えるきっかけになるような…たぶんね、こうサクッと読んだら、サクッとなんか、え?って思うところだと思うんですけど、こう…なんかいろんな人の考え方とかをこう長々とね、こういうふうに生きてきて、こういう人生でみたいなのを、特に八雲ですけど、のことを考えていたらなんかもう苦しくなるようなね。あの…話が用意されていて。それがなんかこう Podcast を取ろうと思ってもう1回確認して、またここ数日なんかそれをね、考えてしまっている…というところがあって。そういうお話なので、こう…何て言うんですか。人間ドラマが。凄い深い人間ドラマがあるお話なので、ぜひ読んでみてほしいなと思います。本当に受け入れられる人、受け入れられない人、たくさん…こうパーンと別れてしまうようなものだと思うんですけど。私は、私はこれを読んで結構考え方が変わ…変わりはしないんですが。結構なんか落ち込んで考えちゃった話の、漫画のひとつだなあということで。あの~とりとめもない話を聞いてくださってありがとうございました。皆さんがこの最後のね、オチと言いますか。最後のをどのように読まれるのかすごい気になるところではあります。はい。オチ…あのネタバレして誰かとね、話し合いたい…。そんなところです。 ではですね、喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてみてください。また喫茶日本語の Instagram とホームページもあります。ホームページではこの Podcast のスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいなと思います。はい。 URL は概要欄、プロフィール欄にありますので、ぜひそちらも Instagramと…ホームページね、あわせてチェックしてもらえると嬉しいです。はい。ということで今日も長い間ありがとうございました。だんだんとこの日本語の、いつもの日本語バージョンのね 、Podcast がね、だんだんと長くなっていております。はい。恐れ入ります。では、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。バイバイ。
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