同級生

日本語でマンガについて話しましょう
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同級生
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こんにちは。喫茶ニホンゴへようこそ。 このpodcastは、漫画が好きな日本語教師が、優しい日本語といつもの日本語で漫画についてお話ししております。 皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。今日は…今日も『同級生』についてお話します。はい。 同級生の概要については、前回のpodcastで優しい日本語でお話ししておりますので、ぜひそちらも合わせてお聞きください。 

同級生という漫画ですね。中村明美子さんという方によって書かれたボーイズラブの漫画です。ちょっとこのpodcastで取り上げるのは珍しいジャンルですよね。はい。あんまりね、私もボーイズラブについては詳しくないので、 ま、初心者と思って聞いていただければ嬉しいです。この漫画、『同級生』は、2006年から2007年まで オペラという雑誌で連載されていました。『同級生』、この漫画に関しては、全部で1巻ですね。1冊だけの漫画です。しかし、はい。私、この漫画を読んで、podcastにしようと思って 調べてみたら、『 同級生』めちゃくちゃシリーズものでした。はい。しかし、私は、『同級生』この無印のね、1巻しか読んでいない状況で今話をしているというふうに。はい、聞いておられる方は、あの、思ってね、聞いてもらえると嬉しいんですが、『同級生』はその後ね、 続編が結構長いです。『卒業生冬』一巻、『卒業生春』一巻、 『空と原』1巻、『ob』2巻、『blan』2巻、そして『home』が1巻かな、となっておりまして。しかもね、私、あの、前回のポッドキャストで多分間違って話しているんですが、 この『同級生』シリーズは全部で9巻、今のところ出ている形になっております。 はい。でもね、あの、それぞれ独立したお話なようなので、『同級生』だけでも楽しめると思います。私は『同級生』だけしか読んでないんですが、それでも全然面白かったので、はい、おすすめしたいなと思っております。

そして、 あらすじですが、この漫画は男子高校。男子高校って、男子だけが行く高校ですね。 男子高校に通う2人の男の子のお話です。主人公は日下部光という男の子で、バンド活動をしていて、ま、歌も上手なんですが、彼が 合唱祭…あの…合唱祭って、あの、合唱の大会なんですけどね。学校の中である、合唱の大会の 練習をしている時に、あるクラスメイトがどうやら歌わずに口パク、あの、歌ってるふりねをしていることに気が付きました。で、その口パクをしているのは、佐条利人という男の子なんですけど、ま、その子は優秀な賢い 男の子だったので、ま、友達でもなくて、で、あんまり知らない子だしということで、まあ歌なんか やっても仕方ないと思って歌ってないのかなって思って見てたんですね、はい。でも、ある日の放課後、その口パクで歌っていた佐条利人が、誰もいない教室で1人歌の練習をしているところに、 日下部光が教室に入るんですね。で、その利人が1人で練習してるところを目撃してしまいます。 で、その一生懸命練習している佐条利人の姿を見て、主人公の日下部光は俺が歌の練習付き合ってやろうか。歌の練習をしてあげようか。という提案をして、2人で歌の練習を始める。そして、 2人の距離がだんだんと近づいていくというようなお話です。

はい。 この『同級生』なんですけど、さっきもね、話した通り、私、あんまりボーイズラブの漫画に詳しくはないんですよね。でも、全然読んでいないかって言ったら、そういうわけではないんですが、 あんまり詳しくないし、あんまり好きでもないんですけど、ジャンルとして。でも、ま、興味はあって、一大人気なジャンルじゃないですか、ボーイズラブといえば。でも、私の周りもあんまりボーイズラブが好きっていう友達とかもいなくて。なので、こう、実際の友達もいるけど、あの、instagramとかで出会った、あの漫画が好きな日本語勉強してる人とかに、 結構、その、ボーイズラブでおすすめの漫画なんですか。とか、知り合いとかにもね、聞いたりとか してる中で、やっぱりこの『同級生』がめちゃくちゃ出てくるんですよね。で、この中村明日美子さんの『同級生』に関しては、私も名前だけは知ってて、ま、いつか読みたいなとは思ってたんですけども、結構、この最近のタイミングでね、何人かに『同級生』をおすすめされたので、 読んでみたというような形です。はい。で、それが面白かったです。 
面白かったっていう言い方がね、合ってるのかどうかというと、なんか難しいんですが、
私のボーイズラブに対する偏見というか、持っているイメージは、なんかね、あんまりストーリーがない なっていう印象があって。というのも、まあ、あの、 ボーイズラブって、昔、やおいとかって言われてたの、皆さんご存じでしょうか。やおいっていうのは、やまなし、オチなし、意味なしっていう意味で、なんかこう、話がないみたいな意味なんですけど、ほんとに、 私が今まで読んできた、読んできたっていうほどでもないけど、見てきたボーイズラブの漫画って、な…全然こう、話として面白くない、うん、 ものが多いというか、あんまり、んー何の話なんだ?みたいなものが多いなっていう印象だったんですけど、この漫画はちゃんと思春期の高校生の2人がなんかモヤモヤ ドキドキしながら恋愛をしているっていう話でね、それが私の中ではめちゃくちゃ良かったです。しかも爽やか。 
爽やかなの、結構重要じゃないですか。ていうか、あの、あんまりボーイズラブとかを読み慣れてない人には、こういう爽やかな話から始めるのがいいんじゃないかなと勝手に思いました。まあ、私はボーイズラブ初心者なんでね、うん、こういうのが とても面白く感じましたし。うん。なんかね、ボーイズラブというか、同性愛、男性同士の恋愛 のもの、ま、女性同士もだと思うんですけど、のものって、もう、あんまりストーリーがないものか、めちゃくちゃに悲愛か悲愛って、あの、なんか、悲しい話か、の、 どっちかにも振り切れてるものがすごく多い気がしていて、私は。なので、なんか、ま、話が面白くないのはもちろんお 好きじゃないし、で、悲しい恋愛の話もそんなに好きじゃないから、そもそも、その、ボーイズラブについてね、あんまり触れてこなかったんですけど、うん、この漫画は、ちゃんと、ちゃんとストーリーがあって、ちゃんと面白いのでね、 はい、それがとても私は良かったなと思います。あとはこの中村明日美子さんの絵ですね。好き嫌い別れ るんじゃないかなっていうレビューをどこかで見たんですけど、私は好きです。うん、どうだろうね。私は結構好きだなと思います。結構デザイン性の高い 感じがするので、それがいいんですけどね。それがこの漫画のストーリーの雰囲気とか、儚い雰囲気とかとも 合っていると思うので、私は好きでした。

はい。という感じでね、私のまあまあほぼ初めてのボーイズラブの…ボーイズラブを扱った、はい。podcastの回でした。 ボーイズラブね、色々と読んでみたいなとは思ってるんですけど、なかなか自分では面白いものを発掘できないので、もしあの、これおすすめですよ。というものがあれ あればぜひ教えていただきたいなと思っております。ということで、今日は『同級生』についてお話しました。ちょっとこれから『同級生』シリーズね、ずっと読んでいこうと思っております。

はい。喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。 また、喫茶日本語のinstagramとホームページがあります。ホームページではpodcastのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。urlは概要欄、プロフィール欄になりますので、ぜひチェックしてみてください。 今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。バイバイ。

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