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怪獣8号”Kaiju No.8″についてやさしい日本語で話しましょう。
こんにちは喫茶ニホンゴへようこそ。 今日は『怪獣8号』についてお話しします。 『怪獣8号』は松本直也さんによって描かれた少年漫画です。2020年からウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』で連載されていて、マンガは全部で5巻あります。 『怪獣8号』の世界には、『怪獣』という災害があります。主人公の日比野カフカは、怪獣と戦う「日本防衛隊」に入ることが夢でした。しかし、試験に合格できないまま32歳になり、今は怪獣専門の清掃員(死んだ怪獣を掃除する仕事)をしています。 ある日、新しく入ったアルバイトの市川レノに、試験を受けることができる年齢が33歳未満になったのでもう一度試験を受けてみるよう言われます。カフカももう一度頑張ろうと思いますが、謎の生き物に体に入られ、怪獣になってしまいます。 『怪獣8号』の世界の「怪獣」は台風や地震、津波と同じ災害です。怪獣の強さはフォルティチュードという言葉で表すことができます。怪獣が大きな災害のメタファーとして書かれているのが面白いと思います。また、主人公が32歳というのもおもしろいですね。『少年ジャンプ』で32歳がもう一度夢のために頑張るところがいいと思います。 『怪獣8号』は英語、中国語、イタリア語、ポーランド語などいろいろな言語に翻訳されています。アニメ化や映画化はされていません。『少年ジャンプ+』で誰でも無料で読むことができますので、興味のある人はぜひ読んでみてください。 喫茶ニホンゴは毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。 また、喫茶ニホンゴのインスタグラムとホームページがあります。ホームページではポッドキャストのスクリプトを公開しています。みなさんの日本語の勉強に使ってもらえるとうれしいです。URLは概要欄(プロフィール欄)にありますのでぜひチェックしてみてください。 今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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