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今回は白浜鴎さんの『とんがり帽子のアトリエ』について日本語で話しています。
『とんがり帽子のアトリエ』の概要はこちらのやさしい日本語バージョンで!
こんにちは、喫茶ニホンゴへようこそ。今回も『とんがり帽子のアトリエ』ついてお話ししていきます。『とんがり帽子のアトリエ』の概要については、 前回のポットキャストで、やさしい日本語でお話ししていますので、ぜひそちらもあわせてお聞きください。 はい。 『とんがり帽子のアトリエ』はですね。白浜鴎さんという方によって描かれたファンタジーの漫画です。魔法使いが題材の漫画となっています。 2016年の7月から連載が始まっていて、漫画は、単行本は全部で10巻ですね。そして、この…ん? 今年の4月、2022年の4月にはアニメ化も発表されております。はい、 簡単に漫画のあらすじを説明すると、えーっと、まず、この『とんがり帽子のアトリエ』の世界には魔法使いが いるんですね魔法が存在する世界観です。で、その魔法使いになれる人たちっていうのは、 生まれながらにして決まっていて、生まれた時に魔法が使える人が魔法使いになれる。なので、魔法が使えない人たちは、その 魔法を使うところであったり、 魔法使いが魔法を使うところかけるところは、絶対に見てはいけないというね。掟が、ルールがあるような世界です。はい、 で、主人公の 女の子、ココというんですけど、彼女は小さい時から魔法使いになりたかったんですが、こう…まぁ、物心ついていろんなことを知る中で、 こう生まれながらにして、魔法が使えない人は魔法使いにはなれないっていうことを知って、その夢は諦めて。お母さん の仕立て屋さんでお手伝いをしているんですね。でも、ちっちゃい頃にお祭りで買った魔法使いセットみたいなものをずっと大事に持っていました。その魔法使いセットっていうのは、えーっと、インクとペンかな。 あと、なんか、あの絵本と。インクとペンみたいなのがあって、それをずっと大事にしてたんですね。 で、ある日、そのココが働いている仕立て屋さんに、キーフリーという魔法使いがやってきます。そして、キーフリーがこうかくかくしかじかで魔法を使うことになったんですね。で、キーフリーは 魔法使えない人たちは、魔法使いじゃない人たちは、絶対に魔法を使ってるところを見てはいけないよって言うんですけど、ココは 好奇心に負けて見てしまうんです。そして、そこで魔法を使う時には、 インクとペンを使って、魔法陣を書いたら魔法が使えるっていうことを知ってしまうんですね。そして、それを見て、 お祭りの時にもらったあの魔法使いセットは、本当に魔法を使うためのものだったんだってことに気づいてしまうんです。そして、 ま、誰もいない自分の部屋でその絵本を取り出して、インクとペンでこう魔法陣とかを書いていたら、 自分の家が急に石になり、お母さんも石になってしまうんです。その悪い魔法が使えてしまったんですね。で、 そこで、こうお母さんを石から人間に戻すために、そのさっきのね、 あの、仕立て屋さんに来ていたキーフリーという魔法使いの弟子になるというお話です。はい。なかなかハードな スタートなんですけど。うん。というのがね、簡単なあらすじです。はい。 そして、まあ、この漫画ね。まあ、何はなくても、まず絵がめちゃくちゃ美しい言葉を話さないといけないなと思っていて。絵がめちゃくちゃ上手いんですよ。まあ、最近だと『だんだだん』でも、絵めっちゃうまいみたいな話をしてて、でも、それとはちょっと違った雰囲気で。まあ、もちろんそれは作品が違うのでね。雰囲気とかも違うんですけど、あの 魔法使いの魔法が出てくる漫画の、漫画家さんたちのその細部に込めるこう…熱量って他と比べてなんか違うのがあるなってのを私は思っていて。その『とんがり帽子のアトリエ』は、その設定とかね。その、出てくるちっちゃい小道具とか、 そういうところから、もう本当によく細かく描かれていて、で、ん?よく細かく 描かれていて、で、あ、しかもデザイン性がめちゃくちゃ高いんですよね。あの、 その物自体漫画に出てくる…そのココたち…魔法使いが使っているものとか、住んでいる家とか、 そういうのはもちろんなんですけど、こう、パって、漫画を開いた時の、こう…なんて言うんでしょう。デザイン性 もすごい富んでて、デザイン性に富む…デザイン性に富んでて、はい、そういうところもね、やっぱりすごいなと なんて言うんだろうね。こう…絵本っぽさであったり、こう…ポスターっぽさ?こう…パッと見た時のデザイン性がすごい高いんですよ。 うん。で、それをまぁ、そういう…なんて言うんですか。発想があったとしても、それをこう、ものにできるというか、絵に描ける画力がないとダメじゃないですか。 で、その画力もしっかり着いてきているというか、もうぴったりで。本当になんか絵本の世界…みたいな 感じなんですよね。はい、で、まぁ、それは絵についてなんですけど。なので、その すごく作り込まれた世界観と可愛い、あの 主人公たち…登場人物、あとは、そのぱっと見た時のそのデザイン性の高さ とか、そういうのがね、すごいね、よくできてるなと思いました。で、それ はそれで置いといてストーリーなんですけど、ストーリーはね、なんか…いや~な 感じなんですよ。もちろんこう、主人公たち…結構子供なので、多分12、3歳とかかな。 なので、こうほのぼのみたいな話ではあるんですよ。こう、お友達同士のあれこれとか、 こう先生について魔法を学ぶとか、基本ほのぼのスタイルなんですけど、 そのね、この世界には魔法使いがいるじゃないですか、で、魔法使い になれる人は、生まれながらに決まってるんですよ。なので、こう 生まれながらに魔法が使える魔法使いたち…ざっくりと勝ち組みたいなのと、魔法が使えない負け組みたいな のが、こう薄ぼんやりとこう世界にね、世界観にね流れていて。こう登場人物たちの中に で、でも 実際はそうじゃないじゃないですか。そのインクとペンと魔法陣が書ければ、ん?インクとペンがあって、魔法陣が書ければ、 あの魔法使いにはなれるんですよ。なので、生まれながらにして決まっていることなどないんです。でも、みんなは 基本みんなね、基本、あの世界の人たちは生まれながらにして決まっているものがあるって思っている。 でも、主人公のココは、自分は生まれながらにして、そういったものがあったわけじゃないことを知っている。 そして、なんか、その魔法が使えない人たちから見たら、ちょっとしたズルをして、 魔法使いの方に入ってるみたいなね。そういった苦しい心情みたいなのがココにはあって、でも、お母さんは助けたいで。しかも魔法…その魔法が使える人、使えない人の中でもあの、なんていうんですか。その 分けられた…人間が分けられてるみたいな価値観が存在して、かつ、その魔法使いの世界にも、 その魔法…使ってる魔法によっての派閥があるんですよ、派閥っていうか、もう2つしかなくて、 ていうか、もうあの違法、違法魔法、違法な魔法を使う人たちと、その違法な魔法を 魔法…いろんな魔法がある中で、これは使ってもいい魔法、これは使ってはいけない魔法っていうのを分けて、使っていい魔法だけ使ってる人たち。そして、使ってはいけない魔法だったら、なんでもできるのに、と思って、使ってはいけない魔法を使っている人たちに分かれていて。で、しかも、そのココからすると、その使ってはいけない魔法が使えたら、 お母さんは簡単に帰ってくるかもみたいなところがあるんですよ。で、 そういうね、こう人間をまずこう魔法使える使えないでこう2つに分けて。で、魔法使いの世界でも、えっと、禁止魔法と 禁止じゃない魔法とでも禁止魔法は使えばなんでもできるかもみたいな。そういうね、こう、なんて言うんですか。欲とか なんかが渦巻いていて、それがその、その可愛いというか、 作り込まれた魔法の世界観ともう絶妙にマッチしてなくて。不況和音みたいになっていて、 それがね、面白いところなんじゃないかなと私は思いました。なんか、すごい可愛くて、読みやすいのに、 もうね…すす…話を進むごとに、なんかこう、足取りが重くなるっていうか。ページをめくる手がね。なんか…なんか 今頑張って言語化しましたけど、でも、それでも多分全然足りてなくって。 でも、なんか途中からなんだこの言語化できない気持ち悪さはみたいなのをね、ずっと感じるような漫画でした。 でもね、これが今後ね、どうなっていくのかってのは気になるので、しかもね、アニメ化になるっていうのはね、すごいいいなと思います。 あの、あの世界観がね、カラーで、あの、しかも動いて っていうのはすごい楽しみだなと思うので。はい、これからの漫画の続きも、アニメ化もとても楽しみにしているんですが、なんか ううっていう苦しいっていう漫画でしたね。 はい、では、 えっと喫茶ニホンゴは、毎週日曜日と水曜日に新しいエピソードアップしています。 是非、フォローして聞いてください。また、喫茶日本語のinstagramと、ホームページがあります。ホームページでは、ポットキャストのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。 urlは、概要欄、プロフィール欄にありますので、ぜひチェックしてみてください。 はい、こんなことを言っているんですが、ポットキャストのスクリプトが全然追いついていません。ごめんなさい、あの、頑張ってね… 頑張って、今やっているので…はい。またね、よろしければホームページも一緒に見てもらえると嬉しいです。 今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また、次回お会いしましょう。バイバイ。
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