家が好きな人

日本語でマンガについて話しましょう
日本語でマンガについて話しましょう
家が好きな人
Loading
/
こんにちは。喫茶ニホンゴへようこそ。
このpodcastでは、やさしい日本語といつもの日本語で 漫画やポップカルチャーなどの日本の文化についてお話ししています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。今日も 前回に引き続き、『家が好きな人』という漫画について、いつもの日本語で、ちょっと早めな口調でね、お話していこうかなと思います。

はい。なので、『家が好きな人』のやさしい日本語バージョンは前回のpodcastでお聞きください。
『家が好きな人』という漫画なんですけど、井田千秋さんによって描かれた作品です。一応、 漫画だけではなく、コミック&イラスト集という形になっているようです。はい。

『この漫画がすごい2024』の女編第7位になっております。マンガは、単行本は1巻のみ ですね。はい。でね、この漫画はコミック&イラスト集っていう立ち位置なので、 通常の漫画よりもちょっと大きいサイズなんですよね。私は電子書籍で読んだんですけど、この前本屋に行って

実際に手に取って漫画を見てみたら、ちょっと大きいA5版ぐらいの。はい。サイズの本で、 やっぱりこの漫画はね、オールカラーで描かれているので、Kindleとかで 同じ値段出すんだったら、紙で持った方がいいかなっていう感じの作品になっております。うん。

イラストが綺麗なものとか、イラストがウリのものはね、できるだけ紙で持つのがいいんじゃないかなと思っております。うん。はい。
で、この漫画はちょっと調べたんですけど、連載とかをされていたわけではないようです。ちょっと見つからなかったですね。はい。ただ、いろんなwebコミック配信サイトで無料で読むことも、

全部は無理ですけど、一部無料で読むことができますのでね、もし気になる人いたらちょっと見てみてほしいなと思います。
えーっと。あらすじはですね、オムニバス形式の漫画になっているので、主人公は 5人の女の人です。で、5人の女の人それぞれの生活、特に

その人の家、家っていうか、大体みんなアパートなので、あの…部屋ですね。その人が住んでいる部屋 についてのお話です。お話っていうほどお話もない。うん。ただ、なんか、この人は どういう部屋に住んでいるんだろうとか、どういうものが好きなんだろうとか、どういうものを見ているとか、どういう生活スタイルでとか、そういうのを

その…部屋を見ることで分かるみたいなタイプの漫画です。なので、 お話を読むのが好きっていう人だとちょっと物足りないかなとは思うんですけど、 いや、私はこれはこれでね、すごいいいなと思いました。そもそも私が人の部屋

見るのめっちゃ好きなんですよね。結構もう学生の頃から、 家に新聞と一緒に入ってくる、新しく建ったお家の、なんていうの?広告みたいなのが入ってくるんですよ。で、こう、間取りとかをね、載ってたり、こういう見た目ですよって写真載ってたり、そういうの見るのが好きだったし。

あとは、図書館に行って、当時流行ってたのかな…分かんないんですけど。 外国の、どこどこの国の子供部屋とか、どこどこの国のなんか書斎とか、そういうのが、こう、まとまった 本があって。それをね、片っ端から読むのが好きでっていう、そういう私の個人的な好みと、この漫画はすごい合ってたので。

はい。私はね、とても気に入った漫画です。レビューなどを見てると、やっぱりストーリー 重視の方は1回読んだら満足ですみたいな人が多いと思うんですけど、私はこう…結構気が向いたらペラペラ見たりとか、 あとは、なんかイラストがすごいウリの漫画なので、すっごい細かくね、お部屋の隅々まで描かれてるんですよ。

それをなんかこう、いちいち細かく見て、なんか…あ!ここに伊勢丹の袋があるとかね。伊勢丹って日本 で有名なデパート、百貨店なんですけど。の袋があるとか。なんかあの置物はどうだとか、なんかそういうのをね、 細々したものを探すのが好きなので。はい。そういうのが好きな人にはとってもいいんじゃないかなと思います。

でね、さっきも話した通り、この漫画は5人の女の人のお部屋を覗き見るみたいなスタイルなんですけど、私が好きなのは、 えーとね。ナナコさんかな?っていう人のお部屋なんですけど、1人暮らしのお部屋。みんなお1人暮らしのお部屋なんですけど。その人は、 この本の中で映画を見るシーンがあるんですね。で、映画を見るときに、部屋で

プロジェクターをつけて、1人用のソファーに座って、こう…お菓子食べながら、飲み物飲みながら見る。みたいな 感じなんですよ。めっちゃ憧れると思って。まず、そもそも1人用のソファーっていうのがね、なかなかちょっとハードル高くないですか。
1人暮らしであっても、1人用のソファーを自分のためだけに買えるだろうか。みたいなね。ところがあったり

するんですけど、そういうその登場人物1人1人の細かいこだわりが、 そのフルカラーのイラストから伝わってくるのでね。はい。すごく面白い漫画 ていうか、見てて楽しい漫画ですね。基本的にやっぱりストーリーがあんまりないので。うん。なんかここが、

このストーリーのここが面白いみたいなところは言えないんですけど、うん。その、まず、お部屋が好きな人とか、そういう 女の人の1人暮らしですね、そういう人たちの生活をちょっと垣間見るタイプの漫画が好きな人 とか。あとは、井田千秋さんのね、ぜひイラストを見ていただいて、好みだっていうイラストであれば、ぜひ、

はいっていう感じですね。ただ、1つ、ちょっと外国人向けにどうなのかなって思うのが、 あの…その漫画のセリフが、全部この作者さんの手書きの文字なんですね。
別に字が汚いとかっていうわけでは全然ないんですけど、もしかすると、普通のフォントのね、セリフの

文字、字体よりは、人の手書きの文字の方が人によっては読みにくかったり するんじゃないかなというのが1つちょっと懸念点としてはあります。でも、その 漫画家の人の、てか、イラストレーターとかね、の人の手書きの文字含めて、はい。可愛い作品になっているので、もし

興味がある方いらっしゃったらぜひ。ほんと、始めの数ページ見るだけでも雰囲気だいぶわかるので、うん。まあまあ 良くも悪くもという感じですが。はい。なので、もし気になる人いらっしゃったらぜひ見てみてください。
喫茶ニホンゴは、毎週月曜日に新しいエピソードをアップしています。ぜひフォローして聞いてください。また、喫茶ニホンゴのinstagramとホームページがあります。

ホームページでは、podcastのスクリプトを公開しています。皆さんの日本語の勉強に使ってもらえると嬉しいです。
urlは概要欄、プロフィール欄にありますので、ぜひチェックしてみてください。今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
また次回お会いしましょう。バイバイ。

コメント

Copied title and URL